2009/06/26

Safari4の設定変更 - 新しいウィンドウではなく、新しいタブで開く

Windows/Macの両方でデフォルトブラウザにはFirefoxを使っていたのですが、初回起動&終了が激しく遅くてイライラさせられていたので、WindowsはGoogle Chrome、MacはSafariに乗り換えていました。

私は頻繁にGmail、Googleリーダーを使うので、Gmailをチェックした後は上部のリーダーを選択してGoogleリーダーもチェックすることにしています。
しかし、Safariのデフォルトだとこの際にGoogleリーダーが新しいウィンドウで開いてしまうんですよね。
これがウザかったんです。

設定を探しても新しいウィンドウじゃなくて、新しいタブで開くっぽいところを見つけられなかったので、以下のようなコマンドをターミナルで入力して設定変更しました。
同じようにデフォルトが気に入らない人のために共有しておきます。
defaults write com.apple.Safari TargetedClicksCreateTabs -bool true

2009/06/24

GDD PhoneでAndroidとお戯れ中

ソフトバンクからはiPhone 3GS、ドコモからはAndroid携帯(HT-03A)、さてauは?
そんな発表の度に裏切られているauユーザーの私ですが、最近は少しGDD Phone(Android)で遊んでいます。

加速度センサー、地磁気センサー、ジャイロセンサー、傾きセンサー...他いろいろとセンサーがサポートされていて開発する側はワクワクします。
さらにAndroidアプリケーションの開発言語はJavaなので、開発ツールが整っていること、言語に馴れていることから作りやすいんですよね。

馴染みのある環境(Eclipse, Java)のおかげで、携帯アプリを作ったことない&AndroidのAPIをほとんど知らない状態から、2時間弱程度でシンプルな歩数計を作って実機で動かすことができました。
ほとんどは歩数をカウントするために、加速度センサーと合成加速度について調査する時間だったのでコーディングに使った時間は数十分だったと思います。

さて、次はどのセンサーで遊んでみようか。


そうそう、KDDIがAndroid関連の企画・開発をする人を募集しているみたいですよ。興味がある人はご覧あれ。
http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/rnc/docs/cp_s01800.jsp?rqmt_id=0006683358

2009/06/11

FlexUnit 4 - Testメタデータ

前回の「FlexUnit 4 - 進化したJUnit4ライクな単体テストフレームワーク」に引き続き、「Major New Features of FlexUnit 4」をベースに話を進めていきます。

Major New Features of FlexUnit 4
http://opensource.adobe.com/wiki/display/flexunit/FlexUnit+4+feature+overview

1. Testメタデータ
FlexUnit 4では新たにTestメタデータが提供されていて、テストメソッドにマーカーとして付ける。
以前のバージョンまでは、テストケースはTestCaseクラスを継承したクラスとして作り、さらにテストメソッドにはtestMax, testMinのようにtestというprefixが必要だったが、FlexUnit 4から不要になった。

比較のため、FlexUnit 0.9、JUnit4、FlexUnit 4の簡単なサンプルテストケースを紹介する。
このケースでは、最大値max、最小値minを求める計算をテストしている。

FlexUnit 0.9
package net.air_life
{
import flexunit.framework.*;

public class SampleTest extends TestCase
{
public function testMax():void
{
assertEquals(100, Math.max(0, 100));
}

public function testMin():void
{
assertEquals(0, Math.min(0, 100));
}
}
}

JUnit4
package net.air_life;

import static org.junit.Assert.*;
import org.junit.*;

public class MathTest {
@Test
public void max() {
assertEquals(100, Math.max(0, 100));
}

@Test
public void min() {
assertEquals(0, Math.min(0, 100));
}
}


FlexUnit 4
package net.air_life
{
import org.flexunit.Assert;

public class MathTest
{
[Test]
public function max():void
{
Assert.assertEquals(100, Math.max(0, 100));
}

[Test]
public function min():void
{
Assert.assertEquals(0, Math.min(0, 100));
}
}
}

このように、FlexUnit 4からはTestCaseクラスの継承、prefix(test)が不要になりJUnit4に本当にそっくりになってきた。

次回に続く...

2. Before, Afterメタデータ
3. BeforeClass, AfterClassメタデータ
4. 例外ハンドリング
5. Ignoreメタデータ
6. async
7. Hamcrest
8. Suiteメタデータ
9. ユーザー定義メタデータパラメータ
10. Theory, Datapoints, Assumptionsメタデータ
11. RunWithメタデータ
12. アダプタ
13. ユーザーインターフェースファサード



FlexUnit 4 - 進化したJUnit4ライクな単体テストフレームワーク
http://blog.air-life.net/2009/06/flexunit-4-unit-testing-framework-for.html

2009/06/09

FlexUnit 4 - 進化したJUnit4ライクな単体テストフレームワーク

FlexUnit 4 beta 1.0が公開され、正式リリースが近そうなので、今回から数回に分けてFlexUnit 4を紹介していきます。

FlexUnitはFlexやActionScript 3(AS3)で作られたアプリケーションやライブラリの単体テストを実装するためのJUnit4ライクなフレームワークです。

現在、Adobe Open Sourceで公開されています。
http://opensource.adobe.com/wiki/display/flexunit/FlexUnit

Flex、ActionScriptの単体テストフレームワークにはFlexUnit以外にもいくつか存在していますので、FlexUnitの前に、FluintとAS3Unitを簡単に紹介しましょう。

Fluint
http://code.google.com/p/fluint/

Digital Primates社製(現在はOSS)の単体テストフレームワーク。
以前はdpUInt(Digital Primates Unit and Integration)という名前でした。
非同期処理のテスト、Cairngormのテスト、CI等が可能な点が特徴です。

FlexUnit 4にはその一部(org.fluint.sequenseパッケージ, org.fluint.uiImpersonationパッケージ)が取り込まれています。
ライセンスはMIT Licenseで公開されています。

AS3Unit
http://www.libspark.org/wiki/yossy/AS3Unit

Spark projectが公開している国産の単体テストフレームワーク。
JUnit4の移植で、テストケースがPOJOによる実装が可能な点が特徴です。(AS3だから、POJOじゃなくてPOAO??こんな言葉ないですね・・)
ライセンスはApache License Version 2.0で公開されています。

ここからはFlexUnitに話を戻しましょう。
これまでFlexUnitはバージョン0.9が最新だったのですが、先月、メジャーバージョンアップを遂げて、FlexUnit 4 beta 1.0まで今のところリリースされています。

2009/05/04 FlexUnit 4 alpha 1.0
2009/05/11 FlexUnit 4 alpha 2.0
2009/05/18 FlexUnit 4 beta 1.0

FlexUnitは0.9から4へとバージョンアップしたことで、いくつか大きな機能追加があるので、まずはそれらを紹介していきましょう。
「Major New Features of FlexUnit 4」をベースに進めていきます。

Major New Features of FlexUnit 4
http://opensource.adobe.com/wiki/display/flexunit/FlexUnit+4+feature+overview

FlexUnit 4はJUnit 4ライクになっていますので、Javaエンジニアに分かりやすくするため、JUnit 4の単体テストコードと比較しながら説明していきます。

1. Testメタデータ
2. Before, Afterメタデータ
3. BeforeClass, AfterClassメタデータ
4. 例外ハンドリング
5. Ignoreメタデータ
6. async
7. Hamcrest
8. Suiteメタデータ
9. ユーザー定義メタデータパラメータ
10. Theory, Datapoints, Assumptionsメタデータ
11. RunWithメタデータ
12. アダプタ
13. ユーザーインターフェースファサード


次回へ続く。


FlexUnit 4 - Testメタデータ
http://blog.air-life.net/2009/06/flexunit-4-test-metadata.html

2009/06/08

7/18(Sat) Windows 7 コミュニティ勉強会(以下略)やりますよー

Flex勉強会@北陸(富山)に続いてご案内。
7/18(土)に「Windows 7 コミュニティ勉強会 with Tech Fielders 北陸編」が金沢駅近くのMS北陸支店セミナールームにて開催されます。

イベント案内ページ
http://msevents.microsoft.com/CUI/EventDetail.aspx?EventID=1032416515&Culture=ja-JP

イベント名はWindows 7と付いていますが、Windows 7に限らずVisual Studio 2010, C#, Com, Silverlightと広い内容となっていますので、アンチMSの人も参加してみてはいかがでしょうか?w
参加費は無料となっていますので、後は金沢へ向かうだけですよ。

私もコミュニティライトニングトークスでちょっと話をさせていただきます。
懇親会も参加する予定なので、参加される方はそちらでゆっくりお話しましょう。

そういえば、本イベントは下記のように北陸のエンジニア皆さんが主催者ですよ。
主催:北陸エンジニア交流支援 ← ここ重要
後援:マイクロソフト株式会社

7/4(Sat) Flex勉強会第73回@北陸(富山)やりますよー

北陸では3回目となるFlex User Group(FxUG)の勉強会を7/4に富山で開催します。
隔月ペースで石川、福井、富山と会場を移しながら行っていますので、7/4は無理 or 遠くて行けない、という方も次、または次の次にでも是非ご参加ください。

FxUGの勉強会告知ページより案内を引用。
日時:7月4日(土) 15:00〜
場所:サンアントニオ(仮)
住所:富山県富山市総曲輪1丁目(桜木町地区)9−6 加田ビル2階
最寄駅:富山地方鉄道市内線 荒町駅から徒歩2分
駐車場:近隣に40分100円のコインパーキングあり

地図はこちら

集合場所:現地
会費:無料
懇親会(飲み会) 4000〜5000円 勉強会と同じ場所で行います。

参加資格:こちらのページからコメントに参加の意思を書き込みしてください。どなたでもOKです。
対象者:デベロッパー&デザイナー(Flash, ActionScript, Flex, Javaなど)
各セッションの内容はそろそろ公開されていくと思います。
定員は30名程度と決まってますので、スケジュール等で参加を悩んでいる方はちょこちょこ
チェックしていてください。

スピーカーの方に突っ込んだ話を聞きたい、他社(学生)の人たちとも話してみたいという方は勉強会後、懇親会もありますので、参加してみてはいかがでしょうか。

2009/06/04

BASIC Design - ちょっくらデザインの基礎を勉強してきます

そういえば、デザインについて誰かに教わったことってないなー、と思っていたところ、ふくい産業支援センターから「デザインの基礎コース(受講料¥10,000やすっ)」のお知らせが届きました。

これはいかねばっ!
ってことで上司に「講座受けたいので半休取りまくっていいですか?」とお願いしたら、快くOKを。

というわけで、ちょっくら基礎からデザインを勉強してきます。
一緒に受講する方、よろしくお願いしますね。

デザインの基礎コースの案内
http://bit.ly/3wiWI

案内より引用
スケジュール
第1回 平成21年6月22日(月)14:00〜17:00
「デザインで出来ること・・・」
・様々な視点から、コンセプトとアイディアの展開。
 講師:橋本洋子
第2回 平成21年7月1日(水)14:00〜17:00
「商品開発の実際」
・デザイン力にプラスして必要なもの。
 講師:酒井 一
第3回 平成21年7月8日(水)14:00〜17:00
「「こころ」を「かたち」にするデザインプロセス」
・頭で考える、手を動かして考える。
 講師:大正一哉
第4回 平成21年7月14日(火)14:00〜17:00
「コミュニケーションとデザイン」
・広告、グラフィックデザインの基本要素とは。
 講師:西畑敏秀+真空ラボ(出村純也 虎尾弘之)
第5回 平成21年7月21日(火)14:00〜17:00
「基本配色実習とイメージの色表現」
・色彩心理・生理学を活かした配色、ユニバーサルカラー。
 講師:中村裕美子
第6回 平成21年8月5日(水)14:00〜17:00
「みんなででディスカッション」
・開発デザインの機能的・情緒的便益を発表。講師と意見交換。
 講師:全員

2009/06/01

Adobe Flash Catalyst/Builder 4(Gumbo) betaリリース

ついにAdobe Flash CatalystとAdobe Flash Builder 4(Gumbo)のβ版がリリースされましたね。
RSSリーダーをチェックするとFlash界隈はこのリリース情報だらけです。
これで+1。

Adobe Flash Catalyst
http://labs.adobe.com/technologies/flashcatalyst/

Adobe Flash Builder 4
http://labs.adobe.com/technologies/flashbuilder4/

Adobe Flash Builder 4を少し使ってみましたが、ネットワークモニタやFlexUnit連携の機能が加わっているようですね。
今までFluintを使っていたけど、FlexUnitがAdobe Flash Builder 4との連携機能強化されているのであれば、これを機会に乗り換えようかな。

リファクタリング機能に追加がないのがとても残念です。
EclipseのJDTに比べるとリファクタリング機能が少なすぎるんですよね。

それと、今までFlex User Group(FxUG)はFlex3勉強会を開催してきましたが、これからはFlex4勉強会に改められるようです。

sato-shiさん談
http://d.hatena.ne.jp/sato-shi/20090601

確かにFlex4勉強会になってます。北陸はFlex3で告知出しちゃった。ちょっと早まったか・・・。
http://www.fxug.net/

最後に、どうでもイイかもしれないけど、Windows環境でプロセスをチェックしてみたところjavaw.exeじゃなくて、Gumbo.exeで動いてました。

ドキュメントもどんどん公開されてるみたいですね。
Documentation for the Flex 4 and Flash Builder 4 Beta Releases
http://blogs.adobe.com/flexdoc/2009/06/documentation_for_the_flex_4_a.html