2011/01/26

AWS Elastic Beanstalkを求めて、JAWS-UGの勉強会に行ってきた

既に、ギークなご家庭では「新しいPC買ってよ。」でなく「今月はインスタンス3つまでよ。」とか、「あなた!今月インスタンス立ち上げ過ぎじゃない?MapReduceでいかがわしい画像をごにょごにょしてたんでしょ!」などという会話が交わされている思います。

そんな、オフィスでも家庭でもクラウドは切っても切れない時代ですので「Japan AWS User Group (JAWS-UG) - Hokuriku(金沢)勉強会 第0回」に参加してきました。
http://atnd.org/events/11854


JAWS-UGはAWS(Amazon Web Services)の利用促進、情報共有のためのユーザーグループで、全国各地でイベントを開催しています。
今回はAWSエバンジェリストの玉川憲さん(@KenTamagawa)がいらっしゃるということと、先週、AWS Elastic Beanstalk(以降、Beanstalkと表記)という興味深いサービスが発表されたので、それを目的に参加しました。

AWSの多くの情報を共有していただいのですが全部は書ききれないので、今回はBeanstalkについて共有します。
これまでAmazonが提供していたEC2, S3のようなサービスはIaaSというタイプに分類(どこかの誰かが勝手に?)されていましたが、BeanstalkはPaaSに分類されるであろうサービスだと思います。

Beanstalkを使用すると、私たちはJavaで開発したアーカイブ(warファイル)をアップロードするだけで良く、あとのEC2インスタンス、Elastic Load Balancing、Auto Scalingの作成/設定はAWS側で自動的に行われます。
この辺のインフラ周りの作成/設定が面倒だったのですが、Beanstalkのおかげで解放されそうです。
(SimpleDBやRDSまではその範疇でないので、完全に解放されるわけではなさそうですが)

まだ試してないですが、Google App Engineのような運用の手軽さ、AWSの自由度が合わさった魅力的なサービスな気がしています。
ちなみに、現在はJavaだけに対応しているのですが、今後、Rubyなど他の言語にも対応していくそうです。

それと昨夜のイベント中、Amazon Simple Email Service(SES)という大量メール送信ができるサービスが発表されました。
AWSのサービスブロックが着々と揃ってきた感じがしますね。
http://aws.amazon.com/ses/

AWSには無料枠が設けられていますので、もしまだ使ったことがないという方は試してみてはどうでしょう?
百聞は一見に如かずと言いますし。
http://aws.typepad.com/aws_japan/2010/11/%E3%82%A2%E3%83%9E%E3%82%BE%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%89%E3%81%AE%E7%84%A1%E6%96%99%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%82%92%E7%99%BA%E8%A1%A8.html

※JAWS-UG: Japan Amazon Web Services User Group (ジョーズ・ユージー)
http://jaws-ug.jp/

※AWS: Amazon Web Services(下記のサービス群)
http://aws.amazon.com/jp/

※AWS Elastic Beanstalk
http://aws.typepad.com/aws_japan/2011/01/introducing-amazon-beanstalk.html